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ストーリー・世界観

人類が迎えた終末の時代

あるときアメリカ大陸で忌まわしきパンデミックが発生し、世界中が未曾有の大混乱に陥った。

それから20年、わずかに生き残った人間は「感染者」たちが徘徊する恐ろしい世界で暮らしていた。

ボストンで運び屋をしていたジョエルは、あることがきっかけでエリーという少女と出会う、、。

パンデミック

アメリカで突然発生し、人類を震撼させた寄生菌のパンデミック。

寄生菌が蔓延した理由は明らかではないが、寄生菌に侵された人間はつぎつぎと「感染者」となり、感染していないものを襲撃。

寄生菌は爆発的なスピードで広まっていった。

その結果、アメリカの人口は激減する。

文明レベルは大きく衰退し、老若男女がかつて夢見た近未来の街並や暮らしは、20年後のアメリカにはどこにもない。

それどころか、人の手を離れた建造物は樹木に侵食されており、朽ち果てようとしている。

漆黒の闇に包まれた世界

都市のほどんどの場所では、電気や水道などのライフラインが完全に停止した。かつて、高層ビルの光やネオン、自動車のライトなどで輝いていた繁華街も、暗闇と静寂に包まれている。

人々の生活を縛る軍隊による規律

崩壊した世界には、群が統治している都市もある。
そこでは、軍によって安全が保証される代償として自由が制限されており、寄生菌に感染したものは、誰であろうと容赦なく処刑される。

生存者たち

本作における世界には、20年前に発生したパンデミックを生き抜いた人間だけではなく、エリーのようにパンデミック後の世界に生まれた人も暮らしている。
正常だった世界を知っている者とそうでない者のあいだでは、価値観や考え方が大きく異なるようだ。
「感染者」や寄生菌から身を守るために、身を寄せ合って暮らしている人間が多いが、なかには孤独を好み、たった一人で生活をしている者もいる。
また、生き残った人間の一部は暴徒溶かしており、彼等は「ハンター」というグループを組織して強奪を繰り返している。
旅を続けるジュエリーとエリーの前に、ならず者が現れることもある。

社会規範を失った人間

不満、恐怖、ストレス・・・。負の感情に支配された人々は、武器を手に取り、本来なら共存すべき仲間の人間を襲い始めた。本能の赴くままに人々を襲う彼らには、言葉は通じない。

ジュエルの協力者たち

物資の奪い合いが横行し、他人を簡単に信じられない弱肉強食の社会においても、ジュエルとエリーをサポートしてくれる頼もしい仲間がいる。
人々の関係が希薄になっている時代だからこそ、心を許しあった人たちは命懸けでジュエルたちを助けてくれるのである。

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