勇気の英雄譚環境のメタゲーム考察

2018年12月1日 土曜日

新セットの勇気の英雄譚が発売して1週間が経過しましたが、環境は大荒れになっていますね。

現環境についての考察をしてみます。

1.勇者ソロが強い

発売前の闘技場では、冒険者が集めにくいので最も使いにくかった勇者ソロが、構築では猛威をふるう結果となりました。

まずはククールで7コストまで到達してから次のターンの冒険者展開+ふしぎなタンバリンのコンボが、安定して8ターンキルを可能にしているので、どのデッキも8ターン以内に相手を倒すことができるデッキでないと存在を許されないレベルになっています。

また、勇者ソロは上記のふしぎなタンバリンとのコンボ以外でも、テンポは損なうものの冒険者2枚と特技カード2枚を引いてこれるという時点で使いやすいので、トータルで見て最もよく使われるヒーローカードになっています。

ゼシカでソロからバーバラを集めて0コスト召喚で10点というコンボも発売直後は人気になりましたが、それよりはシルビア+ビアンカの組み合わせで一気に12点与えるほうがゼシカではよく使われています。

2.勇者エイトが強い

勇者エイトが勇者ソロに対で使われるヒーローカードになっています。

特に勇者エイトで使われているデッキはゼシカとピサロで、ゼシカはベロニカと魔力の奔流で一気に手札を増やして暴走魔法陣+スライム呼び+火力呪文のコンボでOTKを決めることができる他、まものの呼び笛も強力なカードとして使用することができます。

ピサロはおにこんぼうで一気にテンションを2段階上げることができるのが強力で、ホークブリザード、デッドエンペラーをはじめとしたスキルブーストカードを活かすことができます。

3.アグロデッキの雄、アグロピサロ

これらの環境の中でアグロデッキで最大勢力を誇っているのがアグロピサロです。

アグロピサロは人気のあるデッキの中で唯一ヒーローカードが使われていないデッキといってもよく、特にどくやずきんとゲマが強力で、特にゲマが強力でヒーロースキルで手札を増やす勇者ソロを使ったデッキに対して強力なダメージソースとなっています。

手札は増えるデッキが多いので、敵リーダーに直接ダメージを与える邪神の呪いも強力です。

答えのない環境

現環境では、ソロを使ったデッキはアグロピサロに弱いですが、アグロピサロは勇者エイトを使ったデッキにそれほど勝てず、勇者エイトを使ったデッキはソロデッキに弱いという3すくみの環境になっています。

そのため、確実にどのデッキにも勝ち越せるデッキはないので、ある程度割り切って、そのときどきのはやりの中で優位性が高めのデッキを使うと良いと思います。

   

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