2019年3月11日 月曜日
さて、レックストルネコを含む複数のカードのナーフが発表されましたが、レックストルネコが強かったのかについての考察です。
環境に多かったのは確か
レックストルネコが、現環境ですさまじく多いデッキであったのは確かです。
公式の記載によると、レックストルネコの使用率は全体の25%とのことでしたが、上位プレイヤーの使用率でみるとおそらくもっと多かったと思います。
自分が対戦した中で見ると、ここ一週間での対戦相手のレックストルネコ率は25%どころか50%でした。
およそ2人に1人のプレイヤーが使用していたことになります。
勝率はそれほど高くはなかった
レックストルネコデッキの勝率についてですが、私が対戦した相手のトータルでの勝率は44%と、50%を割り込んでいました。
これは、トルネコデッキが数は多いものの、トータルで見るとそこまで勝ちきれていないことを意味していると思います。
私が先月に使用していたときも、最初は勝てていたのですが、レジェンドランクまで行くと同系対決が多く、また対策されていることも多かったので、最終的には50%にまでなってしまいました。
何せ同系対決が多く、同系で勝ち越すために微妙な部分を変えるのも、そこまで大きな効果があるとはいえないと思います。
また、上記の公式サイトの記載でも、いつもは勝率が書いてあるのですが、今回は具体的な数字は書いてなかったので、そこまで突出していたわけでもないと思います。
環境に多すぎるのは問題
ただし、環境にレックストルネコが多すぎるのは問題だと思います。
そこまで大きく勝てているわけでもないトルネコにここまで何故一極集中で人気が集中しているのかはよく分かりませんが、メタゲームが偏りすぎていて、もう少しデッキがばらける環境になったほうが良いとは思います。
また、特にトルネコデッキの中でも、かれくさネズミ、ゆうれいはぶっ壊れ度が高いカードだとは思ったので、今回その2枚のナーフは妥当だと思います。
おどる宝石のそろばんが2コストにアップはどうかと思いますが、トルネコの武器なのに武器本職のテリーより強いのは問題があるかもしれません。
自分でレックストルネコのデッキを使っていて何が嫌だったのか
さて、私の話ですが、レックストルネコのデッキを使って一番嫌だったのは、初手でほとんどゲームが決まってしまう感があることです。
例えば、特に先行の場合初手が3枚からスタートして、そのうちレックスが1枚なので、レックス+何か2枚ということで、ここに武器カードやフラワーゾンビ、あるいはケダモンがあればいいのですが、マリガンしてレジェンドホーン、ブラバニクイーン、レックスみたいな手札になってしまった場合、ゲームの出だしで大きくつまづいてしまい、上から引いてくるのが頼みになります。
これは、プレイしていて非常に嫌な点でした。
逆に、かれくさネズミ、おどる宝石のそろばん、レックスのような手札だと非常に強力で、同系対決の場合2ターンでゲームが終わってしまう場合もしばしばありますが・・・。
強いときは強すぎですが、案外安定せず初手に左右されるといった印象を持ちました。